2008/03/31

BIRTHDAY


















日本時間では昨日、イタリア時間では今日が誕生日となりました。

あいにく、ブルゴーニュから戻ると、終わっていないレポートと、さらに毎日増えて行く宿題でスケジュールが破綻してしまい、半分沈没しながらなんとか金曜まで乗り切るはめになりました(しかも金曜の午後は、またまた警察署へ)。

私とオーストリア人のStefanがメインで担当するfinanceのケースステディはかなりの難問で、金曜・土曜とStefanに監禁されつつ作業するも終わらず(金曜の夜は学校が閉まった後、Stefanの彼女の家で作業(涙))、今日も昼飯も食べずに夕方までレポートを作成していました(しかもサマータイムで1時間なくなるし。。)。 

しかし、気がつくと、多くの友人から誕生日のお祝いのメールをもらっていました。こんなにお祝いのメールをもらったのは初めてだと思います。人生のほぼ半分が過ぎたのだと思うと悲しくなりますが、多くの友人にお祝いしてもらった誕生日というのは、残り半分のスタートとして悪くないですね。

来週からまたテストが始まるのですが、なんとか乗り切りたいです!

2008/03/22

EASTER

 今日からeaster休みになりました。明日からフランスへ旅行する予定なので、今日はおとなしく勉強していました。

午後になって、眠くなってきたのでシャワーを浴びたのですが、バスルームから出ると、家の入り口で鍵を開ける音がして、知らない男2人が入ってきました。

何者かと思って話すしてみると、不動産会社の人のようです。どうも家主のCarloは私に一言も言わず、家を売りに出しているようです。その後、購入希望者が現れ、一通り家を見て行きました。すぐに売れるかはわかりませんで、卒業前には家を出る事になるのでしょうね。どこか住むところを探さなくては。。。

夕方にはTobyがLondonからわたしのアパートまで到着しました。夕食には少し時間があったので、モンテナポレオーネをぶらつき、スピガのFayに行ってみましたが、ちょっと予算オーバーでした。とてもかっこいいブルゾンがあったのですが残念です。

その後、先日教えてもらったRipamontiのLa Cantinettaで夕食にしました。カメラを忘れたのが残念なのですが、焼きアンティチョーク、きのこのタリアテッレがとてもおいしかったです。Tobyもポルチーニとフィオレンティーナステーキを軽々と完食して、満足そうでした。このお店は、これから間違いなく定番になりそうです。

また、やっかいなことになりそうな気がしてきましたが、とりあえず明日からのブルゴーニュ旅行を楽しんできたいと思います。前回のピエモンテ旅行では食べ過ぎで苦しんだので、今回は節度ある飲食を心がけます!

2008/03/18

ASIF

日曜日にAsifがチャットしてきました。急にインターンの面接でローマに行く事になったんだけど、現金がないので100euro貸してくれとのことでした。

Asifはインド海軍でインド洋の海賊退治をしていたそうですが、とても人懐っこい奴で、毎朝、わたしのところに寄ってきては握手をして去っていきます(facebookの彼の写真がインド海軍の空母らしき写真になっているのはしゃれでしょうか?)。学校が始まってすぐのころ、授業料を払いたいのでクレジットカードを貸してと言われたときには、びっくりしましたが、いまではたまに携帯電話を貸してあげるぐらいの間柄です(^_^;)

100euroというと気軽に貸せるお金ではないのですが、ローマに行くにはすこし足りないのではと思い、聞いてみると、夜行列車で7時間かけて行くと笑いながら返してくれました。

インド人の友人たちには、助け合うのが当たり前という文化があるようで、少し戸惑うところがありますが、彼らのたくましさを見ていると、昔の日本人はこうだったんだろうなと思い、応援してあげたくなります。

携帯のチャージもしない彼が100euro返してくれるか不安でしたが、せっかくのチャンスなので助けてあげたいと思い貸してあげることにしました。

今日になって、AsifもRomaから帰って来て、無事にインターンのオファーをもらえたと言い、100euroも返してくれました。お金を貸してあげたことを、とても喜んでくれていて、このことは忘れないし、夏休みの間、ローマに住むので、遊びに来てくれとも言ってくれました。

ありがたいことです!

INFOSYS

先週月曜日にInfosysの電話面接を受けました。

インドの3大IT企業の1つであるInfosysはだいぶ儲かっているようで、大規模なインターンプログラムを実施しています。夏休みの間、インドのシリコンバレーと言われるバンガロールでインターンができるということで、インドで就職することがない限り、一生に一度のチャンスと思い応募したところ、電話面接を受けることになりました。

Corporate Solutionというdivisionが私の担当になり、あまり関係ない部署なのにと思ったのですが、M&Aのtarget分析のプロジェクトがあるそうです。面接の方は、こちらに来て、大分インド英語にはなれてきたのですが、やはり何を言っているのかわからなくなり、あまり出来はよくありませんでした。結果を待っているところなのですが、多分、難しいでしょう〜

そうしているうちに、さきほど電話をもらって、Italian Mezzanineという会社の書類選考に受かって、こちらも面接を受けることになりました。地中海地域でmezzanine投資を行っている会社だそうです。credit crunchの中でどのように資金調達しているのかわかりませんが、インターンを募集する余裕はあるようですね。イースターの初日の朝に面接を指定するあたりが、イタリア人にはありえない働きぶりをみせていますが、こちらからイースター明けに面接を延ばしていただきました(^_^;) わたしの方がイタリア人化しているのかもしれません。

http://www.italianmezzanine.com/eng/investmentstrategy.htm

HAILSTORM


















日曜日の夜に耳栓をして勉強していたら、頭上でこつこつと何かあたっている音がし始めて、そのうち爆発的な音に変わってしまいました。何が起こったのかと思い外を見ると、雹が降ってました。日曜日はとても気持ちのよい春らしい一日だったのでとても驚きました。

すごい音で家の前の車の屋根を直撃していて、壊れるんじゃないのかと思うような音をたてていましたが、意外と丈夫なのですね。



















雹を窓からしばらく眺めながら頭に浮かんだのは、2002年のイタリアは異常気象で、ピエモンテではワインの収穫期に雹が降ってきたという話でした。雹に打たれるぶどうを見ながら頭を抱えて立ちつくす人をみかけたそうです。まだ春なので、ワインの収穫に影響はないのでしょうが、今年ワインのことが気になってしまいました。

突如としてすごい音を立てて降り始めた雹を見ていると、自然にはかなわないなという気がしてきます。

2008/03/13

Swatch Case

今日、Swatchをケーススタディで扱いました。1970年代に日本や香港の時計メーカーの成長に苦しむスイスの時計メーカーがSwatchをスタートさせる過程についての分析検討なのですが、このケースを読んでいる間、頭に浮かんで来たのは、現在の日本の製造業の状況でした(抽象的なのですが)。

いままでやってきたやり方が通用せず、苦しんでいる70年代のスイスの時計メーカーと、現在の日本の製造業の状況が重なっているように思えました。

イタリアに来る前は、地方の中小企業の再生案件に係わっていたのですが、このような解決策が出てくることはなく、quartzに押される伝統的スイス時計メーカーがSwatchを生み出す過程は感動的でもあります。

当時の状況と比べると現在の状況は複雑になっているのだと思いますが、1970年代とは逆の立場で日本の製造業からこのようなケースが出てくることはあり得るのだと思います。

SALMON

昨日の夜、スモークサーモンのパスタを作ってみました。見た目はあまり問題なかったのですが、食べたところかなりヘビーなものが出来上がってしまい、半分ほど残してしまいました(ほとんどゴルゴンゾーラのようなものになりました)。

その理由は、

1. スモークサーモンの賞味期限が1ヶ月ぐらい前に切れていた。
 ちょっとかじってみたところ問題ないと思ったのですが、発酵がすすんでいたのかもしれません。

2. イタリアの生クリームがよくわからなかった。
 紙パックで売っていたものをそのまま使ったのですが、かなり濃く、倍以上の水で薄める必要があったようです。日本では30%ぐらいの濃度で売られているようですが、こちらのものには濃度の表示がないようなので、100%に近い濃度なのだと推定されます。

昨日は忙しく、お昼はブリオッシュ1個だけだったので、夕飯の失敗はつらかったです。。。
この教訓を明日に生かそうと思います。

2008/03/12

CHAMPIONS LEAGUE


















昨日、Champions Leagueのリバプールとインテル戦に行ってきました。
サンシーロに見に来たのは3回目なのですが、今日が一番の盛り上がりでした。



















試合に誘ってくれてチケットもとってくれたのは、今回もOriです。
一度、仕事で日本に行った事があり、そのとき食べた寿司がとてもおいしくて今でも忘れられないそうで、日本でいつか働いてみたいと言ってます。

試合の前半はインテルがよく攻めていたようなのですが得点まで至らず、後半になってインテルから退場者がでた後にリバプールがしっかりと1点を取ってそのまま勝ってしまいました。

展開が早く、90分間過ぎるのが早かったです。良い試合は違いますね。

EURO2008見たいなぁ〜

2008/03/11

FIRENZE 3



お昼を食べたあとは、アカデミア美術館へ行き、有名なミケランジェロのダビデ像をゆっくりと楽しむことができました。ダビデ像の顔を正面から見たのは初めてだったのですが、結構なギョロ目なのですね。

夕方になって、Duomoのクーポラに登ってみることにしました。階段で登るのですが、400段を超えているようです。階段の空間が狭く、閉所恐怖症的なものを味わいつつがんばって登ると15分ぐらいで頂上まで着けました。ちょうど夕陽が沈みつつあり、すてきな瞬間を楽しみました。

夕食はTrattoria Armandoというオペラ関係者が昔から来ていたという老舗のtrattoriaで伝統的なfiorentina料理に挑戦してみました。

レバーペースト、パスタまでは楽しめたのですが、メインのフリットがきつかったです。名物の羊の脳みそのフリットが白子のようなものかと思って頼んでみたのですが、あまりおいしいものではありませんでした。。。

結局、フリットを少し残してしまったことと、いっしょに頼んだChianti Classicoのハーフボトルがいまいちだったことを考えると、わたしにはワインバーでワイン中心の食事をしたほうが満足度が高いようです!

2008/03/10

HANAMI




昨日は、センピオーネ公園で花見がありました。雨が降っていたので、ちょっと迷いましたが、来年の今頃は日本にいるはずなので、こちらの桜を見ておきたいと思い参加してきました。

最初はわたしを入れて3人しかいなかったのですが、おにぎりを作って来ていただいた方などが加わって、10人ぐらいまで増えました。わたしはワインを持っていったので、桜を見ながら、ワインとおにぎりというちょっと変わったお花見になりました。

作って来ていただいたおにぎりがとてもおいしく(特にこんぶが大好きなもので)、8個ほど食べたような気がします。どうもありがとうございました。

こちらの学校を出て仕事を探している方は、本当に大変だと思いますが、何とか道が開けるようお祈りしています。

2008/03/07

FIRENZE 2 (vino 50)

二日目は、ウフィツィ美術館から見てまわりました。
1400年代を中心とする宗教画が中心なのですが、いままではあまり宗教画の良さとか違いがわからなかったんのですが、ゆっくりと多くの宗教画を見ているうちに、不思議とこれはいいと思えるものがでてきました。


















ゆっくりと美術館を楽しんだあとに遅めのお昼にしました。この日もワイン中心でのセレクトで、Frescobaldiというcantinaが経営するwine barにしました。

昨日のSolaiaに続き、今日はぜひ飲んでみたかったスーパートスカーナを頼んでみました。

50 ORNELLAIA: Bolgheri Superiore Ornellaia 2004


















このワインは、私のいままで飲んだワインではっきりと一番おいしいとわかるワインで、味というよりも感触といったものが今でも残っています(おかげで、これ以降に飲むワインが霞んでしまうという後遺症を味わっています。。。)

Ornellaiaに合わせてすすめられたのが、このrisottoです。

Risotto Nipozzano con Radicchio

ふだんは、Ornellaiaのような高級ワインだと、これだけを味わいたいと思うところですが、このrisottoと組み合わせはとても良く、Ornellaiaをさらにおいしく楽しめる料理だと思いました。




















実は、写真にあるオリーブオイルも始めて味わうようなおいしさで、パンがどんどんすすみました。

こうしてすっかり満たされてしまった私は、ふらふらと午後の散策へと出かけました。


2008/03/06

FIRENZE 1 (vino 48, 49)

term2の試験終了後4連休になり、急に思い立ってFirenzeに行ってきました。Milanoからは2時間40分ほどで行けるので、16時すぎの急行で十分でした。Firenzeといえば、料理とワインで有名なToscanaの中心であり、今回もこれが旅の目的の中心になりました。

Duomo近くの安宿(1泊40euro)に荷物を置いて、向かった先は、Toscanaの有名なcantinaであるAntinoriのワインバーCantinetta Antinoriです。ここでは、高級ワインをボトルではなく、グラスで楽しむことができます。とはいっても、グラス1杯が普通のChanti Classico1本ぐらい、または私がとまった安宿1泊分ぐらいの価格なのですが。。。

この日頼んだのは、以下のワインです。

48. ANTINORI: Solaia 2004(写真です)

49. ANTINORI: Bolgheri Superiore, Gualdo Al Tasso 2005



















まったくテイストが違うワインで、どちらも楽しめました。とくにSolaiaは飲んだ瞬間にうーむと唸ってしまうようなおいしさでした。

食事もワインに合うとてもおいしい料理を楽しめました。

Antipasti: Funghi porcini e carciofini sott'olio (ポルチーニとアンティチョークのマリネ)
Primo: Ribollita(野菜とパンのスープ 写真)
Secondo: Straccetti di vitello ai carciofi (子牛肉とアンティチョーク炒めたもの)

アンティチョークはシーズンのようで、ワインと合わせるとかなりいけます!


















このあとメインを食べ、ホテルに帰りついたときには心地よい気分だったのですが、部屋に帰ってから事件(?)がありました。なぜか風を室内で感じるので、カーテンを開けてみると、部屋の窓がきちんと閉まらずすきまができているのです。何度かきっちり閉めようとしましたが、そうとう古い物のようで変形してしまっていて、あまり力を入れると破壊してしまいそうでした。

文句を言おうかと思いましたが、一番安い部屋だし、面倒くさいので、毛布を2枚重ねにして寝ることにしました。ワインを1杯がまんすれば、もっと良い部屋に泊まれるのでしょうが、私にとってはワイン1杯を楽しみに凍えて寝る方が楽しいようです。。。

2008/03/05

IMMIGRATION

昨日、questuraに行き東南アジア系・中南米系の家族づれでごったがえす待合室で立っている間、その後、移民局の入り口でアフリカ系の方々と押し合いながら受付までたどり着こうともがいている間に考えたのが、どうしてこの人たちはわざわざイタリアまで、まともな仕事にはつけないのに(多分)、それでもここにいるんだろうということです。

理由はいろいろあるのでしょうが、自分の生まれた国にいるよりもイタリアにいたほうが良い、稼げる、生きていけるということだと思います。

これに近いと思うのが、うちの学校のクラスの友人たちです。インド人、ギリシャ人、トルコ人、ルーマニア人とかいろいろいますが、彼らは英語がとてもうまいです。彼らが英語がうまい理由というのが、やはり、自分の国だけでは十分な仕事がないということがあり、若いときから真剣に英語を勉強しているからだと思います。

日本から出ることなく仕事があるということは、当たり前のようで、当たり前ではなく、とても大事なこと(移民しなくていいということはプラス、英語がへたということではマイナス(?))なんだなと身をもって考えさせられました。

2008/03/04

QUESTURA


















週末はBocconiのski tripでトリノに行き(上の写真です!)、10年ちょっとぶりのスキーに疲れ果ててミラノに帰りついたところ、今日は朝からペルメッソ(滞在許可書)でquestura(警察署)に行ってきました。

ペルメッソの申請をしたのが9月末ごろで、12月に1回目の呼び出しで写真と指紋をとり、2月に2回目の呼び出しがあり、この時点でもらえるものと思っていたのですが、ここからおかしくなってしまいました。

呼び出しが1時3分(?)とあり、10分ほど遅れて行き1時間ほど待ったところで、「担当者は帰ったよ」と言われてしまいました。「来週来たら』と言われ、手書きで召集状を書き直されてしまいました。

仕方ないので翌週に行き(3回目)40分ほど待ったところ、担当官から「なぜ先週来なかった」と聞かれ、「来たけどあんたが帰ったんだよ!」と答えたところ、「来週また写真を2枚もって来い、終わり、さよなら」と言い、帰り支度を始めてしまいました(トータル5分ぐらい)。

嫌な予感が高まる中、4回目の呼び出しでquesturaに行ったところ予想を上回る展開となってしまいました(T_T)

まず、余裕をもって呼び出しの40分ほど前に行ったところ、待合所が混んでいて座る席がない状況でした。なぜかというと、特に東南アジアまたは中南米系と見受けられる方々はひまなのか関係ない人がいっしょに来ているからです。居心地が悪い空間で、いつ呼ばれるともわからず、しかも10数年ぶりのスキーで疲れきった足で拷問のように立たされることとなりました。

運良く50分ほど(!)待ったところで呼び出されたのですが、ここからまた予想外の展開となりました。いつも同じ担当官なのですが、こいつがいきなり12時に中央の移民局に行けといいだし、召集状の裏に手書きで書き始めたのです。その時点で11時40分を過ぎていて間に合う訳もなく、移民局の場所もわからないまま事務所を追い出されました。

何とか住所を書いてもらえたので、それを頼りに学校の担当者に電話して何とか位置をつかみました。何のためにいくのかわからないままに、スキーで疲れた体に鞭を打ち、とりあえず行ってみたところ、12時10分すぎに着けたのですが、そこには長蛇のしかも見た目がかなり怖い感じの方々(アフリカ系)の列がありました!

仕方なく並んでみると、さすがに常識が通じる相手ではなく、すこしでも隙間があると割り込んでくるので、わたしも怖いながらも前の人にぴったりとくっつきつつ、その列で1時間ほど待つこととなりました。やっと窓口に辿り着き紙を見せると、奥に行けと言われ、行ってみると、またまた大勢の人がペルメッソの申請らしきことをしているような所にたどり着いてしまいました。

これはまたペルメッソを申請しろということかと思い、かなりブルーになり、しかも番号で呼び出しをしているのに番号の発券機が見当たりません。仕方なく、窓口に強引に突入して聞くと横の窓口に行けといわれ、そこの窓口で紙を見せると、今度は裏に来い(!)と窓口の奥に連れていかれ(半ば犯罪者気分)、そこで新たな担当官に会わされました。

彼はさきほどの担当者の手書きの召集状を読むとどこかに行ってしまい、帰ってくると「290」という番号の書いてある札を私に渡しました。そして、さきほどの申請者でごったがえす待合室の方に私を連れて行き、「そこの右のところに行け」(多分)と言うといなくなってしまいました。

案内板には「87」という番号が出ていて、もしかして200人待ちかとかなり暗い気持ちになったのですが、まずは窓口もわからず、関係なさそうな窓口に強引に聞いたところ、1人目にNo!と言われ、なんとか、2人目で横だよと教えてもらい、場所を確認できました。しかし、突入してみたところ、だれもいません。

いったん出てみると、そこにいたおばさんが「288」をいう番号をもっていました。どうも87というのは287ということのようです(わかりずらい!)。すこし気分がよくなり、290となるのを待って入ると、そこには2回目と同じ指紋撮りの機械がありました。結局、私のペルメッソ申請は指紋撮りからやりなおしになったようです。5分ぐらいで指紋撮りが終わったところ、担当者から「終わりだよ」と言われました。次はどうなるのかと聞いたところ、「知らない」とのことでした。

この時点で13時半ぐらいで、学校を出てから3時間以上が経っていました。とりあえず、今日やることが終わったので、気が楽にはなりましたが、無駄な時間を過ごしたという気分しか残りません。ペルメッソ申請はほどほどにして、イタリアから脱出しようかと思った3時間でした。

2008/03/01

VINO 47 PLANETA


















今回はSiciliaのワインにしてみました。

PLANETA: Merlot 2003

イタリアでは品種名で売られているワインは少なく、フランスと同じように土地の名前(Chiantiとか、Baloroとか)で売られているワインが多いです。このSiciliaのワイナリーは、海外向けを意識して作っているのか、品種名を全面に出してます。

すこし若い感じがしましたが、おいしかったです。Siciliaのワインにももっとトライしなくては!



COOKING LESSON




知人のシロユキさんに誘われて料理教室に行ってきました。