先週の日曜日にColumbia人の同級生Stevinがカーレースに出るというので応援に行ってきました。ミラノの郊外にある巨大な公園に隣接されたレース場で、公園にこんなものを作るというのも不思議ですが、それだけ公園が巨大ということなのでしょう。 近くにレース場があるというのもわからず迷子になってしまいました。
いっしょに行ったのが、RomaniaのAugustine、PanamaのHose、GreeceのIona、ColumbiaのDianaです。 Augustineは弁護士、Hoseは原子力のエンジニア、Ionaはギリシャでファミリービジネスの輸出業、DianaはColumbiaのCITIbankにいたそうです。 DianaはStevinと同じColumbia出身ですが、Stevinのことは知らないと言ってました。。。(数年前にはChampionになっているようですが)
彼らはかなりF1などのカーレースに興味を持っているようでした。 バブルで一時期盛り上がった日本とは違い、スポーツの一つとして根付いているようです。 日本でよく見にいくの?と聞かれましたが、私の知るところではここしばらくF1の開催はないのでは、というと驚いていました(私が勘違いしていなければよいのですが)。
Ionaとは初めて話したのですが、待ち合わせに数十分遅れて現れたときにはごついサングラスとグッチのチェーンがじやらじゃらついているバックという姿で、どこのセレブかと思いましたが、セレブというところは間違っていないようです。 以前は日本にもドライフルーツをかなり輸出していたそうですが、中国ものに負けてしまったそうです。 でも、日本以外にも世界中に輸出しているから問題ないと言ってました。 Bocconiでは、勉強だけではなく、友達との付き合いなど大事にしたいと言っていて、とってもいい人のようです(^_^) 車中では、後部座席にIonaとDianaに挟まれて座り(T_T)、しばらく無言となりましたが、なんとかネタをふり会話ができてよかったです。
レース場は初めてで、どんなものかと思いましたが、車から降りた瞬間に、テレビでよく聞くレース車のキーン(?)という音が鳴り響いていて、普段、車の走行音が嫌いな私も、興奮(???)を覚えずにはいられませんでした。
レース直前のStevinのところに行き、応援する一方で写真を撮ってもらい(。。。)、レースに行ってしまった後はレース場で観戦しました。 テレビで見るとあまり面白さがわからなかったのですが、レース場でみると車同士の争っているところがよくわかるし、たまにコースを外れてすごい音を立てるので、かなり興奮して楽しめました。F1だともっとすごいのでしょうね。モナコあたりに行くのもおもしろそうですね。
レース場はやたらとポルシェが多く(カイエンが普通に走っています)ミラノ中心部とは大違いで、どこから来た人たちだろうと思いましたが、近隣のお金持ちが集まってきたのでしょうか?まだまだ、わからないことばかりですね。
帰りに駐車場でDiana達と凍えながら友達を待っていると、ちょうとレースクイーン(和製英語でしょうか)らしき方々(この寒いのにミニスカート)もお帰りで、車を待っていました。 これがちょうど道路のカーブにあたるところで、夜道に浮かぶ美しい御足にポルシェがことごとく停まり、声をかけているところはイタリアらしいですね☆
同級生Stevinのホームページはこちらです。
http://www.stevogoldstein.com/
先日の授業で、pressureとperformanceの関係についてふれたときに、彼がレース中に「行け、行け」と厳しくpressureを受けながらも、それを無視して走ったとの話はとてもリアルで貴重な話でした。