ジョットの鐘楼を降りるとお腹が空いてきたので、Ponte Vecchioを越えて、Le Volpi e l'uva というワインバーに行ってみることにしました。ここは地元で有名なワインバーで、おやじ3人が趣味でやっているお店で他では飲めないようなマニアックなワインを置いているそうです。
趣味のよいお店に入り、壁にならべてあるワインを眺めたのですが、知っているワインはほとんどありませんでした。確かに3人のおやじがいて、みんなとてもかっこいいです!
白髪のおやじがワインと接客担当、ちょっと体の大きいひげのおやじが食事担当(ワインに合わせる簡単なもの)、もう一人がワインの管理を担当しているようです。
席に座ると、白髪のおやじが何を飲みたいかと訊いてきたので、赤ワインを飲みたいと伝えると、toscanaのものかと訊かれたので、そうだと答えると、Carmignanoというワインをすすめてくれました。これはChianti classicoより、全然うまいんだそうです。
51. FATTORIA AMBRA: Elzana Riserva 2004
1杯目を飲み終えて、次をお願いすると、こんどはtoscanaのものでなくてもいいかと訊かれたので、いいよと答えるとpiemonteのbarbarescoを出してくれました。toscanaのワインバーなので、地元のものしか出さないのかと思っていたので意外でしたが、そんなこだわりはないようですね。
52. FONTANABIANCA: Barbaresco Pinerolese 2004
おいしいワインと食事ですっかりいい気分になり、残った時間をPitti美術館で過ごす事にしました。Piti美術館はとても見応えがある美術館で、しかも、昔の貴族の家をそのまま使った展示室がとてもみごたえがありました。時間がなくてゆっくりみてなかったのが残念なので、また行ってみたいと思います。
ホテルに荷物を取りに帰る途中で、enotecaによってみました。さすがにtoscanaのワインの種類はなかり豊富なのですが、値段が高いです。いろいろと迷ったのですが、ミラノで探してもみつからなかった3本を厳選して買ってみました。
それからホテルに帰り、荷物を受け取って駅に向かったのですが、そういえばトリッパを食べるのを忘れたことに気づきました。せっかくおいしいお店を教えてもらっていたのですが、帰りのどたばたで失念してしまいました。
2泊3日の旅でなかなか充実していましたが、トリッパを食べにまた来なくてはと思いつつフィレンツェを去りました。
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