いままでやってきたやり方が通用せず、苦しんでいる70年代のスイスの時計メーカーと、現在の日本の製造業の状況が重なっているように思えました。
イタリアに来る前は、地方の中小企業の再生案件に係わっていたのですが、このような解決策が出てくることはなく、quartzに押される伝統的スイス時計メーカーがSwatchを生み出す過程は感動的でもあります。
当時の状況と比べると現在の状況は複雑になっているのだと思いますが、1970年代とは逆の立場で日本の製造業からこのようなケースが出てくることはあり得るのだと思います。
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