2009/12/06
2008/09/30
Somthing unexpected
先週、オープンテラスで遅くまでビールを飲んでかぜをひいてしまいました。未だに完治していないのですが、ここ数日でよかったことを書こうと思います。
・去年買ったFayのジャケットの袖のステッチを修理したいと思い、スピガのFayまで持っていくが、買って1年経っているから修理できないと断 られ、どこかのテーラーの住所をもらう。せっかくジャケットを持って来たのに修理にだせず、さらにこのテーラーを見つけて頼むことのめんどくささに、嫌気 がさす。
「1年前に買った」と言ってしまったことを後悔し(イタリア的な思考になりつつあります)、次は「10ヶ月前に買った」と言おうと心に決め、だめもとでジャケットを買ったDavid Cenciに向かう。
「10ヶ月前に買った」んだけど、ちゃんと金を払うからステッチを治してというと、ちょっと待っててと言って、あっさりジャケットを持って店の地 下に行ってしまう。しばらくすると、なんと修理は終わってました!どうも地下に職人がいるようで、その場でしかも無料で修理が終わってしまいました。有料 で、しかもしばらく日数がかかると思っていたので、ほんとラッキーでした。
日本だと最低1週間と言われることが多いのですが、イタリアでは、シャツの袖直しとかスーツのお直しとかのマニュアル的な仕事が意外に早いです。
・近所のスーパーでレジにならんでいると、前に並んでいるおばさんが私のことをずっと見ています。わたしも見たことがあるような気がするのです が、どこにでもいるようなイタリア人のおばさんの顔なので、だれだかわかりません。そのうち、FriendsというBarで働いていると言われびっくりし ました。Friendsは、Bocconiのすぐ近くのbarで、多い時には毎日通っています。家族経営のbarで、夫婦とその双子で経営しているようで す。おばさんは、会うとやさしく話してくれる人で、わたしの顔を覚えてくれていてうれしかったです。
・学校からトラムで家に帰るところ、前に立っている男の人と目が合うような気がします。トラムから降りて、家に向かうと、その人も少し前を歩いて いて、私と同じアパートのようで、既にアパートに入るところでした。ちょっと遅れて入り口まで行き、鍵を開けようとすると、さきほどの人が入り口を開けて 待っていてくれました。この人は、わたしが同じアパートの住人だと覚えていてくれていたようです。イタリア人に顔を覚えられ、何かよいことをしてもらうと いうことがあまりないため、驚きでした。
イタリアでは、いろいろとトラブルが多いのですが、たまに思いがけなくよいことがあります。
・去年買ったFayのジャケットの袖のステッチを修理したいと思い、スピガのFayまで持っていくが、買って1年経っているから修理できないと断 られ、どこかのテーラーの住所をもらう。せっかくジャケットを持って来たのに修理にだせず、さらにこのテーラーを見つけて頼むことのめんどくささに、嫌気 がさす。
「1年前に買った」と言ってしまったことを後悔し(イタリア的な思考になりつつあります)、次は「10ヶ月前に買った」と言おうと心に決め、だめもとでジャケットを買ったDavid Cenciに向かう。
「10ヶ月前に買った」んだけど、ちゃんと金を払うからステッチを治してというと、ちょっと待っててと言って、あっさりジャケットを持って店の地 下に行ってしまう。しばらくすると、なんと修理は終わってました!どうも地下に職人がいるようで、その場でしかも無料で修理が終わってしまいました。有料 で、しかもしばらく日数がかかると思っていたので、ほんとラッキーでした。
日本だと最低1週間と言われることが多いのですが、イタリアでは、シャツの袖直しとかスーツのお直しとかのマニュアル的な仕事が意外に早いです。
・近所のスーパーでレジにならんでいると、前に並んでいるおばさんが私のことをずっと見ています。わたしも見たことがあるような気がするのです が、どこにでもいるようなイタリア人のおばさんの顔なので、だれだかわかりません。そのうち、FriendsというBarで働いていると言われびっくりし ました。Friendsは、Bocconiのすぐ近くのbarで、多い時には毎日通っています。家族経営のbarで、夫婦とその双子で経営しているようで す。おばさんは、会うとやさしく話してくれる人で、わたしの顔を覚えてくれていてうれしかったです。
・学校からトラムで家に帰るところ、前に立っている男の人と目が合うような気がします。トラムから降りて、家に向かうと、その人も少し前を歩いて いて、私と同じアパートのようで、既にアパートに入るところでした。ちょっと遅れて入り口まで行き、鍵を開けようとすると、さきほどの人が入り口を開けて 待っていてくれました。この人は、わたしが同じアパートの住人だと覚えていてくれていたようです。イタリア人に顔を覚えられ、何かよいことをしてもらうと いうことがあまりないため、驚きでした。
イタリアでは、いろいろとトラブルが多いのですが、たまに思いがけなくよいことがあります。
2008/09/25
Carlo and Barbara
いままで、家主のCarloと暮らしていたのですが、Carloがほとんど家に帰ってこないので、ついにCarloの部屋とリビングの一部を貸すことになりました。さっそく決まったのが、フランスのプロバンス出身のBarbaraで、ミラノへ交換留学に来たそうです。
彼女は長身の美人で、すっかりCarloが気に入ってしまい、連日家に帰って来るようになってしまいました(奴はリビングに寝泊まりしています。何のために部屋を貸したのか。。。)しかも、Carloが一人で食事をしたくないとか言いだし、連日、家に帰ると宴会(?)するようになってしまいました。
40代イタリアおやじ、30代日本人、20代フランス人の宴会なんて、なかなか貴重でとても楽しいのですが、さすがに二人とも酒が強く、連日、だれかが眠いと言いだすまで、酒を飲みながら盛り上がっています。
昨日は、シャンパンが1本空けても飲み足りず、ギリシャのウゾまで飲んでしまいました。。。全然、勉強できません。。。
Babaraは英語よりもイタリア語が得意なので、イタリア語とフランス語が会話の主要言語になっています。イタリアに来てからあまりイタリア語を勉強していなかったのですが、卒業までの数ヶ月間、地中海文化に浸かりつつ、語学を勉強するのも悪くないですね(半ば強制。。)
今日の夜は、Barbaraが我々おやじ二人にフランス料理をつくってくれることになりました。何もできない私は、ワインを差し入れするしかありません。。。
2008/09/15
INTEL
この土曜日にIntelとCatania戦を見て来ました。当日券で見ようとサンシーロまで行ったのですが、この日はチケットをロンバルディアの住民にしか売らないことになっていて、チケット売り場は、チケットを買えなかった人達と売り場の人との間で大げんかになっていました。
私の場合、9月の始めで期限切れの滞在許可書(!)を見せて、ミラノ在住と主張すると、なんとか売ってもらうことができました。これで1枚は手に入ったのですが、UKから来た知人の分も必要だったので、別の売り場でもう1枚、私の名前で入手してしまいました。
チケットには購入者の名前が入り、スタジアムの入り口でパスポートとチケットの名前のチェックがあるのですが、UKの知人は、さらっと私の名前のチケットで通りぬけてくれて、無事に観戦することができました!
ところで、チケットを買えなかった人たちがたくさんいたのですが、彼らは何者なのでしょうね?旅行者には見えない人たちで、きっとミラノ在住なのでしょうが、住民カードを持っていないってことは、みんな不法滞在者なのでしょうか。。。
試合は、Cataniaが先行しましたが、Intelがあまりぱっとしないゴールで逆転して、その後も押しましたが、追加点は入らずといったところで、最後まで飽きることなく楽しく見ることができました。
試合のあとは、スタジアム前の屋台でパニーニを買って食べました。目の前でじゅうじゅうと焼いた肉、ピーマンなどをパンにはさみ、マヨネーズをたっぷりかけて食べるので、こういうときは最高ですね!!!
2008/09/13
SERATA PETIT
木曜の夜にDolomitiから帰り、金曜日は学校に行ったのですが、ふとチェックしたスカラ座のHPで当日のバレエのチケットが手に入ることがわかり、迷った末、行くことにしました!
Serata Petitといって、L'Arlésienne - Le Jeune homme et la Mort - Carmenと、3演目あり、しかもL'Arlésienneのetoileは、Roberto Bolleというとても人気があるetoileでした!
バレエを観るのは初めてで何も準備をしていかなかったのですが、やはり原作を読んでおいたほうが良かったみたいです。。。
L'Arlésienne:
Reberto Bolleが、ラストシーン近くで上半身を脱いでから、一気に劇場内のテンションがあがり、となりに座っていたローマ近くから来ていたおばさんも、オペラグラスで見入ってました(^_^) バレエって、こういう見方もあるのですね!
Le Jeune homme et la Mort:
ラストシーンの展開が圧倒的で、独特な20世紀初頭の世界観に支配されてしまった感じです。
Carmen:
オペラとは構成が違っているのですが、とても楽しい展開になっていて、ほんとよかったです!
初めてのバレエでしたが、とても楽しめました。年内に、まだいくつかのバレエの公演があるようなので、都合がついたら行ってみようと思います!
上の写真:去年の9月もMITOというflagがいっぱいあったのですが、これはMilanoとTorinoで行われている音楽祭のことなのですね!コンセルトヘボウやLSOのコンサートもあったようなのですが、気づきませんでした。もったいない。。。
中の写真:スカラ座の前にこんなオブジェが置いてありました。音楽祭と関係があるのかも。
下の写真:帰り道のDoumo前です。卒業前に何度この前を通ることになるのやら。
2008/06/08
Saturday
この土曜日は久しぶりにゆっくりしたのですが、いろんなことが終わってしまったんだなと少し寂しい気分でした。9月からほぼ毎日すごした友達と会えなくなるのは、終わってみると寂しいものですね。
先週末にテストが終わり、翌日からsailing weekendでエルバ島に行き、これは天気が悪く少々つらかったのですが、ミラノに帰った翌日から参加したentrepreneurshipの集中講義がとてもおもしろく、一緒に参加したMichalと、いままで一番よかった講義だと話しました。
なにがよかったかというと、Draebyeというとても人気のあるstrategyの教授が全体をコーディネートして、彼の講義と彼が呼んだゲストによる講義で、参加者も10人未満の希望者のみでという、講師、生徒、コンテンツという点で高い水準にあって、とてもinteractiveなセッションでした。
初日はビジネスプランの作成から始まり、3日目には卒業生の起業家、4日目には、VCとPEから講師が来て、いままでの講義ではあまりなかったリアルなビジネスとの接点がある講義で、緊張感をもって参加しました。
集中講義は、忙しかったのですが、ランチには、いつも誰かと合流してワインかビールを飲みながら話し、夜はまたインターンをしている友人と合流して飲んだりと、とてもリラックスした時間を過ごしました。
木曜日には、東京に帰る前の最後の1本ということで、Ca' ViolaのBarbera d'Albaを開けました。最近呼んだWSJのweekendの記事では、これから夏に向けてBarberaのちょっと酸味があるtasteはよく合うようです。また、ちょっと重めで食事(肉ですね)との相性もいいとのことでした。値段もそんなに高くないですしね。
Ca' Violaのこの1本は、とても香りがよく、酸味の感じもいいですね。
テスト中に開けて飲みきれなかったワインがあったので(もったいない。。)、これをつかってバンチェッタを炒めてアマトリチャーナを作ってみました。本には白ワインでとありますが、赤ワインを使った方がおいしいような気がします。
チェリーです。いままであまり食べなかったのですが、先週のsailingでロシア人の友達に大量に食べさせられて好きになりました。こんなチェリーが気軽に食べれるのもイタリアならではなのでしょう。
このあと、夜はスカラ座にLa Traviataを見に行きました。水曜日の初日に行ったのですが、ソプラノがとてもいいのと、全体の完成度の高さでぜひまた見に行きたいと思いチケットを取りました。もともと、La Traviataのチケットは完売だったのですが、ここ1週間ぐらいで、急に良い席が出てくるようになりました。公演間近にいけなくなった人が手放したのでしょうか。。
月曜日の夜には、学校近くのBarでEuro2008のItaly戦をクラスで観戦するようですが、私は日本に帰るので参加できないのが残念です。
ここに来て、イタリアの良さを再発見しています(多分)。。
2008/04/11
PERMESSO

9月に申請して6ヶ月ちょっとで入手ということは早いほうなのでしょうか?
呼ばれることもまれというquestura(警察署)に6回も行くことになり、やっと手に入れました。
前回と同様1時3分という時間を指定され30分ぐらい前に着いたのですが、2時ぐらいに30分休むという通告があり(イタリア語で意味がわからず近くの人から教えてもらいました)、3時ぐらいに呼び出され10分ぐらいで受け取りました。
いつもの担当官に会い、いきなりpermesso(滞在許可証)を出せと言われ、そんなもの持っているわけはないのですが、戸惑っているとイタリア語わからんのかと怒りだし、なんとかprimoと答えるとわかってくれたようです。
なかなか入手困難なもののようなので、写真をupしてみました。当然ですがイタリア以外では全く価値なしです。
2枚目は、1卵生双生児とういう奴です。カルボナーラにして食ってしましました。。。
2008/03/22
EASTER
今日からeaster休みになりました。明日からフランスへ旅行する予定なので、今日はおとなしく勉強していました。
午後になって、眠くなってきたのでシャワーを浴びたのですが、バスルームから出ると、家の入り口で鍵を開ける音がして、知らない男2人が入ってきました。
何者かと思って話すしてみると、不動産会社の人のようです。どうも家主のCarloは私に一言も言わず、家を売りに出しているようです。その後、購入希望者が現れ、一通り家を見て行きました。すぐに売れるかはわかりませんで、卒業前には家を出る事になるのでしょうね。どこか住むところを探さなくては。。。
夕方にはTobyがLondonからわたしのアパートまで到着しました。夕食には少し時間があったので、モンテナポレオーネをぶらつき、スピガのFayに行ってみましたが、ちょっと予算オーバーでした。とてもかっこいいブルゾンがあったのですが残念です。
その後、先日教えてもらったRipamontiのLa Cantinettaで夕食にしました。カメラを忘れたのが残念なのですが、焼きアンティチョーク、きのこのタリアテッレがとてもおいしかったです。Tobyもポルチーニとフィオレンティーナステーキを軽々と完食して、満足そうでした。このお店は、これから間違いなく定番になりそうです。
また、やっかいなことになりそうな気がしてきましたが、とりあえず明日からのブルゴーニュ旅行を楽しんできたいと思います。前回のピエモンテ旅行では食べ過ぎで苦しんだので、今回は節度ある飲食を心がけます!
2008/03/18
HAILSTORM

日曜日の夜に耳栓をして勉強していたら、頭上でこつこつと何かあたっている音がし始めて、そのうち爆発的な音に変わってしまいました。何が起こったのかと思い外を見ると、雹が降ってました。日曜日はとても気持ちのよい春らしい一日だったのでとても驚きました。
すごい音で家の前の車の屋根を直撃していて、壊れるんじゃないのかと思うような音をたてていましたが、意外と丈夫なのですね。
雹を窓からしばらく眺めながら頭に浮かんだのは、2002年のイタリアは異常気象で、ピエモンテではワインの収穫期に雹が降ってきたという話でした。雹に打たれるぶどうを見ながら頭を抱えて立ちつくす人をみかけたそうです。まだ春なので、ワインの収穫に影響はないのでしょうが、今年ワインのことが気になってしまいました。
突如としてすごい音を立てて降り始めた雹を見ていると、自然にはかなわないなという気がしてきます。
2008/03/12
CHAMPIONS LEAGUE
2008/03/10
HANAMI
昨日は、センピオーネ公園で花見がありました。雨が降っていたので、ちょっと迷いましたが、来年の今頃は日本にいるはずなので、こちらの桜を見ておきたいと思い参加してきました。
最初はわたしを入れて3人しかいなかったのですが、おにぎりを作って来ていただいた方などが加わって、10人ぐらいまで増えました。わたしはワインを持っていったので、桜を見ながら、ワインとおにぎりというちょっと変わったお花見になりました。
作って来ていただいたおにぎりがとてもおいしく(特にこんぶが大好きなもので)、8個ほど食べたような気がします。どうもありがとうございました。
こちらの学校を出て仕事を探している方は、本当に大変だと思いますが、何とか道が開けるようお祈りしています。
2008/03/05
IMMIGRATION
昨日、questuraに行き東南アジア系・中南米系の家族づれでごったがえす待合室で立っている間、その後、移民局の入り口でアフリカ系の方々と押し合いながら受付までたどり着こうともがいている間に考えたのが、どうしてこの人たちはわざわざイタリアまで、まともな仕事にはつけないのに(多分)、それでもここにいるんだろうということです。
理由はいろいろあるのでしょうが、自分の生まれた国にいるよりもイタリアにいたほうが良い、稼げる、生きていけるということだと思います。
これに近いと思うのが、うちの学校のクラスの友人たちです。インド人、ギリシャ人、トルコ人、ルーマニア人とかいろいろいますが、彼らは英語がとてもうまいです。彼らが英語がうまい理由というのが、やはり、自分の国だけでは十分な仕事がないということがあり、若いときから真剣に英語を勉強しているからだと思います。
日本から出ることなく仕事があるということは、当たり前のようで、当たり前ではなく、とても大事なこと(移民しなくていいということはプラス、英語がへたということではマイナス(?))なんだなと身をもって考えさせられました。
2008/03/04
QUESTURA

週末はBocconiのski tripでトリノに行き(上の写真です!)、10年ちょっとぶりのスキーに疲れ果ててミラノに帰りついたところ、今日は朝からペルメッソ(滞在許可書)でquestura(警察署)に行ってきました。
ペルメッソの申請をしたのが9月末ごろで、12月に1回目の呼び出しで写真と指紋をとり、2月に2回目の呼び出しがあり、この時点でもらえるものと思っていたのですが、ここからおかしくなってしまいました。
呼び出しが1時3分(?)とあり、10分ほど遅れて行き1時間ほど待ったところで、「担当者は帰ったよ」と言われてしまいました。「来週来たら』と言われ、手書きで召集状を書き直されてしまいました。
仕方ないので翌週に行き(3回目)40分ほど待ったところ、担当官から「なぜ先週来なかった」と聞かれ、「来たけどあんたが帰ったんだよ!」と答えたところ、「来週また写真を2枚もって来い、終わり、さよなら」と言い、帰り支度を始めてしまいました(トータル5分ぐらい)。
嫌な予感が高まる中、4回目の呼び出しでquesturaに行ったところ予想を上回る展開となってしまいました(T_T)
まず、余裕をもって呼び出しの40分ほど前に行ったところ、待合所が混んでいて座る席がない状況でした。なぜかというと、特に東南アジアまたは中南米系と見受けられる方々はひまなのか関係ない人がいっしょに来ているからです。居心地が悪い空間で、いつ呼ばれるともわからず、しかも10数年ぶりのスキーで疲れきった足で拷問のように立たされることとなりました。
運良く50分ほど(!)待ったところで呼び出されたのですが、ここからまた予想外の展開となりました。いつも同じ担当官なのですが、こいつがいきなり12時に中央の移民局に行けといいだし、召集状の裏に手書きで書き始めたのです。その時点で11時40分を過ぎていて間に合う訳もなく、移民局の場所もわからないまま事務所を追い出されました。
何とか住所を書いてもらえたので、それを頼りに学校の担当者に電話して何とか位置をつかみました。何のためにいくのかわからないままに、スキーで疲れた体に鞭を打ち、とりあえず行ってみたところ、12時10分すぎに着けたのですが、そこには長蛇のしかも見た目がかなり怖い感じの方々(アフリカ系)の列がありました!
仕方なく並んでみると、さすがに常識が通じる相手ではなく、すこしでも隙間があると割り込んでくるので、わたしも怖いながらも前の人にぴったりとくっつきつつ、その列で1時間ほど待つこととなりました。やっと窓口に辿り着き紙を見せると、奥に行けと言われ、行ってみると、またまた大勢の人がペルメッソの申請らしきことをしているような所にたどり着いてしまいました。
これはまたペルメッソを申請しろということかと思い、かなりブルーになり、しかも番号で呼び出しをしているのに番号の発券機が見当たりません。仕方なく、窓口に強引に突入して聞くと横の窓口に行けといわれ、そこの窓口で紙を見せると、今度は裏に来い(!)と窓口の奥に連れていかれ(半ば犯罪者気分)、そこで新たな担当官に会わされました。
彼はさきほどの担当者の手書きの召集状を読むとどこかに行ってしまい、帰ってくると「290」という番号の書いてある札を私に渡しました。そして、さきほどの申請者でごったがえす待合室の方に私を連れて行き、「そこの右のところに行け」(多分)と言うといなくなってしまいました。
案内板には「87」という番号が出ていて、もしかして200人待ちかとかなり暗い気持ちになったのですが、まずは窓口もわからず、関係なさそうな窓口に強引に聞いたところ、1人目にNo!と言われ、なんとか、2人目で横だよと教えてもらい、場所を確認できました。しかし、突入してみたところ、だれもいません。
いったん出てみると、そこにいたおばさんが「288」をいう番号をもっていました。どうも87というのは287ということのようです(わかりずらい!)。すこし気分がよくなり、290となるのを待って入ると、そこには2回目と同じ指紋撮りの機械がありました。結局、私のペルメッソ申請は指紋撮りからやりなおしになったようです。5分ぐらいで指紋撮りが終わったところ、担当者から「終わりだよ」と言われました。次はどうなるのかと聞いたところ、「知らない」とのことでした。
この時点で13時半ぐらいで、学校を出てから3時間以上が経っていました。とりあえず、今日やることが終わったので、気が楽にはなりましたが、無駄な時間を過ごしたという気分しか残りません。ペルメッソ申請はほどほどにして、イタリアから脱出しようかと思った3時間でした。
2008/02/01
APERITIVO
土曜日に、ミラノの学生団体企画のベネチアカーニバル日帰り旅行があるというので、これに申し込んだところ、23時半にハリウッドというクラブにいるので、ここまで払いに来てくれと言われてしまいました。 家に帰るのもなんだなと思い、友達の日本人のデザイナーの方に電話したところ、友達の韓国人のデザイナーも連れてきていただけることになって、いつもの「このか」でaperitivoとなりました。
わたしのように1年限定で学生をしている訳ではなく、ミラノの有名なファッションの学校を卒業して、デザイナーとして仕事をされているお二人はすごいなと思います。
その後、待ち合わせのハリウッドに言ったのですが、案の定だれもおらず、電話も繋がらずという状況になりましたが、友人にもらっていた番号から他の人を捕まえて、そこからさらに他の人を捕まえて、30分後に無事支払い完了、チケットを入手することができました。
土曜日は雨のようですが、初めてのベネチアでカーニバルを楽しみにしています!
2008/01/23
HUNGOVER2
昨日の二日酔いはかなり強烈で、夜になっても残っていたため、オレンジジュースを作ることにしました。 Tobyが年末に来たときにオレンジを1袋買い、全く食べずに置いて帰ったのですが、このまま腐らせてしまうのはもったいないので、贅沢にオレンジを8個ほどまとめて絞ってみたところ、とてもきれいな色のオレンジジュースになりました!
味はさわやかに甘いといった感じで最高においしかったです。
夕食は生ハムとキャベツのパスタにしました。生ハムを炒めてしまうのはもったいない気がするのですが、塩味とうまみが出て、とても気にいっている料理です。
なかなか二日酔いが治らないのは歳のせいでしょうか。この晩は、ウコンを飲んで早めに寝ることにしました。また明日がんばります!
2008/01/22
HUNGOVER
今朝起きると二日酔いでした。昨夜どれだけ飲んだのか思い出してみると、まずは、New Yorkから来た小林さん夫妻とFour Seasons Hotelで待ち合わせて、シャンパンを1杯。 3人で「このか」という日本食レストランへ行き、白ワインのボトルを2本空け(わたしが1本近く飲んでしまった気がします)、そのお店でさらに1本を買って友人宅に遊びに行き、そのうえ、友人がアルコール度数30%overのdolce vinoを開けてくれたので、これも飲んでしまいました。
二日酔いになるのも、なるほどです。。。
こんなときはシャーベットが一番ですね。 学校の前のお店で、レモンといちごのシャーベットを買って来ました。 イタリアのシャーベットはちょっと甘いですがおいしいですよ☆
2007/12/22
TOBY and VINO week14
Londonに駐在しているTOBYが遊びに来ました。
Londonは1月に入ってすぐに繁忙期となるため、冬休みに入るのが早いそうです。彼とは以前の会社でいっしょに仕事をして、いつも助けてもらっていた恩人なのですが、それ以上に鉄の胃袋を持つ男として数々の伝説を持っています。 もっとも鮮烈だったのが、茨城某市駅前のタイ料理店に4人で入り、3人がほとんど食べれなかった激辛タイ料理をうまいうまいと完食してしまったことです。
ミラノ入りの前に、すでにBerlinでアイスバインに勝負を挑み、まさかの敗北を喫したとのことでしたが、FirenzeではTボーンステーキと赤ワインを余裕で満喫したとのことで、TOBY伝説は健在のようです。
彼にぜひともミラノのレストランを楽しんでもらおうと思い、学校の先輩と3人で訪れたのが、Aliceです。Aliceは、とても素敵なナポリ料理を出してくれるレストランで、シロユキさんの「ミラノ駐在ブログ」でもおすすめのお店として紹介されています。
休日となれば東京湾で釣りをしていたTOBY氏でも、「なんで、このタコはこんなにやわらかいんだ、このタコが。。」と言葉を失っていました。
もちろん、TOBY氏にイタリアワインを楽しんでもらおうと思い、今回は特上Baroloを注文しました。
GERMANO ETTORE: Barolo 2001
TOBY氏も、「こんなワインは飲んだことがない」と大変喜んでくれ、ミラノ再訪を約束してくれました。
3人での夕食でしたが、仕事しているのはTOBY氏だけということで、TOBY氏にかなりの部分をおごっていただきました。ごちそうさまでした!
2007/12/21
EXAM
先ほどやっと期末試験が終わりました!
先週の金曜日に始まって、毎日1科目ずつで6科目ありました。1日1科目ずつ1週間試験を受け続けるというのは、楽なようで結構きつかったです。
試験のできはあまり良くなかったのですが、集中して勉強することにより理解が深まり、マーケティングなどは冬休み中にもう少し勉強してみたいと思っています。
今日はこれから試験の打ち上げのクリスマスパーティがあります。といっても、23時スタートなので、その前に友人とご飯を食べてから行く予定です。日本には明日の夜に帰るので、時間を見つけて買い物にも行かないといけないので、試験が終わってほっとする間はあまりなさそうです。 同級生も明日には自分の国に帰る友達が多く、KunalはLondonから来る家族と合流して旅行に行くとのことで、年明けまで会えなさそうです。 ということで、今日の夜はきっと盛り上がるのでしょう。
写真はガレリアです。クリスマス前ということで、いつもと違う照明になっていました。イタリア人のこういうところのセンスはとても素敵だと思います。 照明も数ではなくセンス・アイデアですね。
2007/12/13
QUESTURA
月曜日にquesturaに行ってきました。
9月初旬にミラノに着いたのですが、家が決まらず、ペルメッソを申請したのが9月21日となり(本当は1週間以内です。。。)、最初の呼び出しが12月10日にありました。 questuraでは指紋を取り、この時点で許可証をもらえるのかと思ったのですが、再度2月16日に警察に来るようにと言われ、同時に召集状をもらいました。
12月10日の呼び出しは、申請時にもらえるIDとPASSWORDを使って、ネット(http://
本来は、郵送で召集状が来るはずなのですが、私の手元(学校の個人用ポスト)に届いたのは1月に学校が始まってからでした。 召集状を見ると、12月10日の呼 び出しについて、11月の初旬に発行されたようですが、手元に届くのが1月というのは意味ないですね。 現状、ネットで再度チェックすると、2月の呼び出し がupdateされているので、ネットの呼び出しの更新は正確なようです。
ちなみに、私のクラスの日本人の友達は9月初旬に申請したのですが、いまだネット上に召集はありません。二人とも中央郵便局から申請したのですが、なぜに差がでているのか謎となってます。。。
写真は私の住んでいるアパートのクリスマスツリーです。素朴でいい感じです。
2007/12/11
Italian Life
昨夜、家主のCarloが音楽を聴こうと言い出したので、リビングでいっしょにレコードを聴きました。
まず、Beethovenの9th symphony (バイロイト・フルトベングラー)で、それからBachのcembaro sonata、そのあとはChopinのsonata by Poliniでした。途中でコーヒーも入れてもらい、日曜の夜にゆっくり音楽を聴いてゆっくりすごすのはよいねなんて話ました。(といっても、12時をまわってましたが)
たしかに、こういうゆったりした時間をすごすと、イタリア人の生活の豊かさというものを感じさせられます。
クラシックを聴き終わると、タンゴを聴き始め、しまいには、彼が通っているタンゴの教室に行かないかと誘われてしまいました。このブログにタンゴ修行がupされる日も近いかもしれません!?
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